ヴェルディY vs 弥栄西

t-2take2005-04-17

ヴェルディY vs 弥栄西
2004/04/17 
ヴェルディG 11:00〜


ヴェルディY 3-0 弥栄西


■メンバー


ヴェルディY
GK:21中根良
DF:4坂口達也
DF:17古川佳司
DF:20高橋賢人
DF:24笠松亮太
MF:3三原直樹
MF:6村杉聡史 → 14皆川翔太(75m)
MF:10弦巻健人
MF:25高橋大樹 → 13小林裕紀(61m)
FW:11エルサムニー・オサマ → 27宮川貴司(HT) → 28林貴之(84m)
FW:32征矢智和


     32    11 


10              6
     3    25


17    4    23    20


       21



◇弥栄西
GK:13雑賀健治
DF:5濱田雄介
DF:15関口圭吾
DF:17溝口拓磨 → 3倉知祐秀(32m)
DF:20村越康輔
MF:7栗田勇
MF:10林匠弥 → 23倉知一輝(61m)
MF:14山口翔太
MF:16山口淳平
FW:11相山真二 → 25岩井藍人(76m)
FW:20遠藤啓佑 → 9原翼(59m)


     18    11 


14              7
     10    16


20    17    5    15


       13


■得点
ヴェルディY
6m 32征矢(右20↑右32ドリブルS)
72m 10弦巻(左27→中央10ドリブルS)
89m 28林(中央10FK→28S)


■コメント
◇柴田峡監督(ヴェルディY):
高校相手になんとかなるという意識が選手にあるように感じる。隙があったのかもしれない。今日は(本来左SBの)3番の三原をボランチの位置でスタートしたのは、守備の安定を狙ってのもの。他に適当な人材が居ないというのもあるが、彼の能力を考えればこの位置でも充分できると思う。
怪我人が多く、1年生を使わざるを得ない状況だがそれぞれ良くやってくれたと思う。32番の征矢もスピードアップするタイミングとかがまだまだだけど体を使ったプレーは良くできていた。足下も上手いし懐も深く良い選手だと思う。


◇福原光伸監督(弥栄西):
前節の前橋育英との試合を良く分析して今日の試合に挑んだ。修正は基本的なことばかりです。まだまだ個人戦術の問題。チーム戦術どうこうと言える状況ではない。ただ関東プリンスリーグは関東とは言え全国的にはトップクラスのリーグですから、ここで戦える経験は大きく、できたことできないことを良く分析して毎週毎週MTM(マッチ・トレーニング・マッチ)をおこなえる質量を高める最高の舞台です。(この大会形式になってから初参加の)プリンスリーグでの目標は、優勝とか残留とか言える立場ではないので、1節目の試合と、最後の順位決定戦の試合を比較してで大きく成長できることを期待してます。




■雑感:
栄西は立ち上がりにいきなり失点してしまい崩れるかと思ったが、意外と前半はいいテンポでパスが回せていた。その間に1点でも返せていれば試合展開は変わっていた可能性はあると思う。特に中盤の構成力はまずまず。左14番の山口はドリブルも出来るし技術もあるようで左サイドで攻撃の起点となっていた。逆サイドの7番栗田も何度かドリブルで見せ場を作ったが、SBのフォーローが無く単発で終わるケースが目立った。まあ、DF17番の負傷退場によりDFラインの再編を余儀なくされ戸惑いがあったのかもしれない。ちなみに代表にも呼ばれたGK若田君は怪我のためお休み。まあそういった守備でのマイナス面を考えれば良くやったと言うべきか?
対するヴェルディはさすが試合巧者でした。ずる賢いというイメージがあるけど、今日の試合はそういった感じではなく普通に技術力や判断力(そういう意味ではずる賢いのか?)で勝っていました。監督は辛口なコメントをしていましたが、きちんきちんと考えてプレーした結果がちゃんと得点に繋がっていた。まあ1点目の場面なんかも、浮き足だった相手にガツンと先制パンチを喰らわす意識がきちんとあったから出来たプレーで、さらに32番征矢も開始早々からアピールしたかったんでしょう。体格と風貌からは1年生とは見えないけど、ヴェルディらしく技術の高いFW。彼は森本を意識しているのかと持ったけど、どうなんだろう?アドリアーノって噂もあるみただけど。他でも10番弦巻、3番三原は相変わらず高い技術力で中盤を圧倒していた。特に弦巻はエレガントでした。



ボールを競るオサマと、弥栄西DFの村越と濱田。




左サイドで起点となった山口。元ベルマーレJrY。