桐蔭学園 vs ジェフ市原Y

■カード
桐蔭学園 vs ジェフ市原Y
2004/04/10 
日産フィールド小机 13:00〜


■結果
桐蔭学園 1-3 ジェフ市原Y


■メンバー


桐蔭学園
GK:1渋谷周平
DF:2井田翔太
DF:3吉原有俊
DF:5服部大樹
DF:25木村一博
MF:7中村大輔
MF:8小澤司
MF:10鈴木崇文
MF:22村山翔平
FW:11小沢栄貴 → GK17西藤健司(64m)GK1渋谷、退場の為
FW:13菊池大輔 → 9高橋郁也(70m)


     11    13 


10             8
     7    22


3    5    25    2


       1



ジェフ市原Y
GK:1山本大地
DF:2岩山亮太
DF:3山田尚
DF:6山田恭一 → 20熊木翼(90m)
DF:16市原秀篤
MF:5金子慎二
MF:21高橋克也 → 8鴇翔平(58m)
FW:4金子拓也
FW:10伊藤大介
FW:18佐藤岳 → 7宮崎俊太(45m)
FW:20遠藤啓佑 → 14小井土翔(45m)


   20       21

       10
4             18
     5    6


   3   16   2


       1


■得点
桐蔭学園
49m 8小澤(中央8ドリブルS)


ジェフ市原Y
9m 5金子(PK)
64m 5金子(PK)
90m 7宮崎(左3ドリブル→クロス→右7S)


■コメント
◇山本監督(桐蔭):
このチームの目標は残留。今年はそれくらいの実力だと思っている。
今の課題は昨年と同じで決定力。でも、1人1人がしっかりしているし性格的にも頭的にも理解する力があるのでこれからの上積みは大きいと思う。
◇服部(桐蔭DF)
今のチームはまだまだ経験不足なため、立ち上がり浮き足だってしまった。
逆に、失点(PKで)したことでしっかりしなくちゃいけないと意識が皆に伝わりバランスが取れてきた。
今年のチームは、昨年の(選手権で早期敗退し)早い段階で始動したから連携は良いと思う。


■雑感:
結果だけ見れば桐蔭の完敗だが、ゲーム内容は良かったと思う。ちなみに2回目のPKの場面(桐蔭GK退場)は間逆のサイドに居たのだが、周囲の声を聞いていると1発退場の判定には懐疑的な意見多し。確かにレッド?(そこまで悪質か?)って感じではあった。なもんで、この退場でゲームが崩れてしまい後味の悪さが残った。好ゲームになりそうな感じだっただけに、がっつりとガチンコ勝負の試合が観たかった。


気になった選手は、市原は10番の伊藤。桐蔭GKを退場に追い込んだパスを出したあたりのセンスはさすが。そのプレーの他でもちょいちょいと良いパスを出していた。でも、もうちょっとゴールに近づいても良いかもしれない。
桐蔭は、小澤、鈴木の動きが良かった。左右のポジションチェンジもそうだが、中盤で自由に動いてスペースを作り出し小澤はドリブルで、鈴木はそのスペースをパスで上手く使っていた。前線のFWとの息が合えば面白い攻撃になると思う。今年は飛び抜けた選手が居ない代わりに全体で良くまとまっている感じ。ポジションごとの選手が自分の役割を良く理解しているから、観ていても判りやすいし面白い。決められた通りの動き(ちょっと杓子定規気味かもしれないけど)が多いけど、そこに前出の小澤、鈴木が良いアクセントになっていた。それだけに試合を壊した判定には疑問が残る。勿体ない。




ドリブル突破する桐蔭のFW9番高橋