一面真っ白どころじゃないらしい
ようやっと分厚い本を1冊読み終えた。
自分にしては珍しいジャンル。
真保 裕一著の「ホワイトアウト」
織田裕二主演の映画も凄かったですな。
- 作者: 真保裕一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/08/28
- メディア: 文庫
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じつは、ホワイトアウトはWOWOWで映画版を先に見ていた。
織田裕二スゲ〜と思ったけど、原作読んでさらにスゲ〜と。
このスケール感はちょっとないね。
人間の限界というのはどこにあるんでしょうか?
「もう止めよう」「もうだめだ」「ぶっ倒れる」と思った瞬間から、その先へ一歩、また一歩踏み出すには・・・・?
何が支えとなって、たった数センチ、数十センチを進むのか?
ベルマーレの連敗。
足の止まってしまった時間帯。
「あと一歩」「もう少し」と突き動かすもの。
その根底にあるもの。
それは、その人間がそれまでしてきた苦労とか、背負っているものの重みなのかな?
サッカーで死んだ人(居なくはないけど)ほとんど居ないしね。
緊張感の違いだろうか?