2冊読破なり
ブログ更新しない間に本を2冊ほど(って随分前にだけど)読み終わりました。
W杯とかもあって電車の中では殆ど寝てばかりいたんだけどね。
読み終えたのは以下の2冊。
- 作者: 木村元彦
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2005/12/05
- メディア: 単行本
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- 作者: アーセンベンゲル,Ars`ene Wenger
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1997/08
- メディア: 単行本
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うむ。あまりにもタイムリー。
この2冊はサッカー観る上でとても参考になった。
特にオシムの方は、今継続して見続けているユースの方に当てはめていくと面白いほど符号する点があることに気が付く。
今、ユースに所属している子は是非「オシムの言葉」を読んで欲しいね。
チョウキジェ監督の言う事の意味が良く判るから。
なぜ走れというのか?
なぜ戦えというのか?
なぜ考えろというのか?
その答えが自然と見えてくるはずだ。
あと、個人的には元ベンフィカのズラトコ・ザホビッチ Zlatco Zahovic(元スロベニア代表の10番。天才肌の選手)とオシムの関わり合いが知れたのも収穫だった。
傲慢で自己中心的。わがままでピッチの王様だったザホビッチがなぜスロベニア代表でキャプテンだったのか、そして、FCポルト、ベンフィカで活躍できたのかが少しだけ垣間見ることができた。
なぜかオシムの元にはストイコビッチやザホビッチのようなクラッキ集まる。
これも数奇な運命なのか、それともオシムの魅力の1つなのだろうか。
2冊目。
こちらは、現ベルマーレトップチームに当てはめて考えて読んだ。
菅野監督になってから、選手との対話、チーム内での競争などなど。
日本のチームに欠けているもの。
日本人の特性、勝っているもの。
そうしたものの組み合わせと、勝利を活動するモチベーションこそが勝利へと心を突き動かす。
ベンゲルは凄いといわれている。
しかし、彼も常にリスクを負って挑戦しているからこそ常に何かを掴めている。
イギリスで何の実績も無いベンゲルが成功できたのは、そのへんにあるのかもしれない。
翻って湘南ベルマーレ。
失うものはなにもない・・・・訳じゃないけど、菅野監督からすると「今更なにもないだろ」ってところだろう。
菅野さんの事を知りたければ、試合を観るだけじゃなくて練習場に来ればいい。
普段の練習でどれだけ気合いが入っているか。
どれだけ選手を厳しく指導しているかが判る。
大神Gでは、そうした素の監督を見られるし、時間があれば自販機の前でタバコを吸いながら、いろいろな話を聞いて疑問に答えてくれるかもしれない。