白夜行
なんか今更[book]というキーワードを作っても遅い気がするが。
先日、夢の島に行く途中で読み終えた。
東野圭吾さんの白夜行。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/08/05
- メディア: 単行本
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これがまた本自体が実に分厚くてなんとも読み応えのある本でした。
ハードカバーを買ったのでよけいにね。
しかも、電車で読むために鞄に入れておくと本当に重いんだよね。
んでも、表紙の下町(たぶん大阪の下町)の写真は本を読んでいくにつれて内容を理解すればするほどその風合いが増しいい味に変わっていった。
で、内容はまあミステリーものなので書いてしまうとネタバレになってしまうのですが、とにかく桐原亮司と唐沢雪穂の生き方が壮絶。
そして、最後のシーンもまたなんとも言えない押し迫った感情が含まれている。
でも、もしこんな人生を送っている人がいるとするのなら・・・・それはそれで悲しいこと。
でも、結果そうなってしまったことを亮司と雪穂は後悔していないし、互いに「亮司がいれば」「雪穂がいれば」というのを心のよりどころにしている。
最近、東野圭吾さんの作品にはまっているのでまた他の作品も読みたいと思っている。
ちなみに、来年の1月からTBSでドラマ化だそうです。
主演は、桐原亮司役が山田孝之さんで、唐沢雪穂役が綾瀬はるかさんだそうです。
脇を固める俳優さんたちもなかなかで
元刑事の笹垣潤三役に武田鉄矢さん、質屋店員の松浦 勇に渡部篤郎さんと、なかなか気合いの入った配役です。
他にも、
篠塚一成:柏原 崇
古賀久志:田中幸太朗
園村友彦:小出恵介
菊池道広:田中 圭
唐沢礼子:八千草 薫(特別出演)
栗原典子:西田尚美
西口奈美江:奥貫 薫
川島江利子:大塚ちひろ
高宮 誠:塩谷 瞬
桐原洋介:平田 満
桐原弥生子:麻生祐未
谷口真文:余 貴美子
となってます。
本とドラマとは時間的問題や映像と文章ということから映し出されるものには若干の違いがあるでしょうがそれも楽しみの1つです。
とにかく楽しみなドラマかなと。