空港にて・・・

t-2take2005-10-03

どうも最近は日記の更新が滞ることが多くていかんです。
反省。


さて、記憶をほじくり返してみると、金曜日は湘南ベルマーレVSアヴィスパ福岡の取材に行き、土曜日は夕方から藤沢の知り合いのお家へ呼ばれたこ焼きパーティー
日曜日は・・・・前日の夜中から『24』を見続けて、そのままの流れで土曜日に最終回だったガンダムのビデオを見て寝た記憶だけが残る。
ざっと振り返るとそんな感じかな?


で、今日(月曜日)は朝から大神へ練習の見学。
ちょっと色々と思うところがあってのことだが、久しぶりにエルゴの取材で水曜日はアウェイの取材に行けそうだしね。
色々と情報を仕入れに行ってきた。
でも、正式な取材じゃないから練習終わりの選手とブラブラとクラブハウスまでの道のりを歩きながら会話をする程度。
それでも充分に雰囲気は感じ取れるもんだ。


話しをした選手。
森谷、源気、村山、コバ、上田監督、古島コーチ。
それぞれがそれぞれに思っていることがあり、感じていることがある。


そして練習後、森谷君の同級生で都内で小学生や中学生のGKコーチをしているという渡辺くんという青年と話しをした。
勉強のために大神まで練習を見学しにきていたそうだ。
練習中はずっと熱心にメモを取っていた。
古島コーチもそのことに気づいていたらしく、練習後「ずっとメモ取っていたね?」声をかけてくれた。
聞けば19歳。
大きな夢と情熱を持っている。
若いというのは良い。
それだけで武器になる。
そして、それだけで無謀になれる。
貪欲なまでのチャレンジ精神。
その年代だからこそ必要な要素でもある。


大神で見学中、携帯にメールが入る。
イタリアから帰国した知人から。
多くの美術館や、歴史的な町並みを充分に満喫できたそうだ。
満足げなメールだった。


そして、ライター仲間の1人が明日ラトビアに飛ぶことをブログで知る。
大赤字を覚悟して日本代表を追いかける。


また、MIXI仲間の1人が三十路記念でスペインに飛ぶ。
バルセロナ在住のnievesuさんにも向こうで会うそうだ。
尊敬するのは、その積極的な姿勢。


今、ある本を読んでいる。
『空港にて』

空港にて (文春文庫)

空港にて (文春文庫)


なにがしかの志を持って海外へ赴こうとする人物を主人公とし、それぞれ短編小説が納められている。


昔、欧州を何度か旅をした。
そのたびに文庫本サイズの小さなメモ帳を持っていき、毎日欠かさず日記を書いた。
書き始めはだいたい成田空港か、飛行機の機内になる。
空港にて・・・
機内にて・・・・
リスボンにて・・・・
ポルトにて・・・・
レイリアにて・・・・
セルタにて・・・・
マドリードにて・・・・
バルセロナにて・・・・
ミラノにて・・・・
フランクフルトにて・・・・
マインツにて・・・・
マンハイムにて・・・・
ケルンにて・・・・


その瞬間の思いは後からでは表現できない。
その瞬間の感じたことは大事にしておきたいし、その瞬間の衝動はもっと大事にしたい。


大神のグラウンドでボールを追いかける彼らは、その瞬間を大事にしているのだろうか?
残すところあと10試合。
ラストスパートだ。