KINGカズ効果

t-2take2005-09-04

ここ一週間の睡眠不足を補うかのごとく、昨晩帰宅してから今日の昼まで爆睡。
10時間近くは寝たな。
それでも寝足りないと感じる。


昔、出版社のサラリーマン時代は毎日終電で帰ってきては次の日は営業先に直行というパターンが続き、近場への営業ならば少しだけ寝坊ができた。
上手くサボることができた訳だ。


そんな事もあったなぁと物思いにふけり、その頃アホみたいに働いていた自分に感心。
しかし、今の自分が上手くサボって上手く金を稼いでいるかは微妙。
どっちが良いかは判らない。


さて、そんな寝ぼけた状態で携帯がけたたましく鳴る。
もちろん出ない。
ってか出られない。
暫くして気合いを入れ直してかけ直す。


相手は、仕事場の社長。
カズを観に小学生の娘さんを連れて平塚に来るという。
で、どうせ2takeは仕事で先に行っているのだから当日券が売り切れる前にチケットを買っておけという指令だった。
はいはい。


こうしてカズを目当てに集まった人。
今日の集客数14,203人のうち何人居たのだろうか?
普段の試合の平均終局力を考えると1万人近くはKingカズ目当てなんだろうな。
そういう意味でも凄いんだよなぁ、カズさんは。


で、今日は試合中にもおいらのイベント発生。
例の後輩の兄上さまと合うことに。
試合直後にメールが来て、ハーフタイムに合いましょうと決めた。
で、落ち合うはずのゲートに向かったつもりが・・・・反対方向に歩いていた自分???
あまりの平塚競技場の無知に自分自身でビックリ。
そういや最近自分でゲートくぐること無くなったもんな。
仕方がない。


で、無事に馬場兄とお会いできた。
と、思ったら馬場母上さまともお会いできた。
いやいや保土ヶ谷依頼ですね。
もう2年くらい前ですか?
時間が経つのは速いもので・・・・


と、昔話とか最近の賢治のこととかで盛り上がる。
途中、ベルマーレの鳥飼コーチも参戦。
馬場家の人々は鳥飼コーチとも顔見知り(ってか当たり前か。賢治はJrYの出身だもんね)。


話しは尽きないのだが、後半が始まってしまい切り上げとなった。
是非次は時間に余裕のあるときに、ゆっくりと話ししましょう。
お父さんお母さんも含め。


しかし、こうして人様の家族を見ると思うことがある。
人間の性格とか人格は、育ってきた環境に大きな影響を受ける。
後輩である賢治は、そりゃもういい性格(だと思う)。
負けた試合の後でも、嫌な顔せずに対応してくれてた(とはいえ、実は中学の先輩だからしょうがないか・・・という意識もあったかもしれんが)。
プロ、もしくは平山相太のように有名になればなるほど自分の気分で取材拒否なんてのはざら。
驚いたのだが、これはもちろん高校生でも普段の大会などで充分あることだった。
その意味でも、桐光のメンバーたちの対応の丁寧さには毎度驚かされていた。


いつぞやの皇太子様の話しじゃないけど、


詩「子供」

ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の作った「子供」という詩です。
スウェーデンの中学校、社会科教科書に収録。
 

批判ばかりされた 子どもは
 非難することを おぼえる
 殴られて大きくなった 子どもは
 力にたよることを おぼえる
 笑いものにされた 子どもは
 ものを言わずにいることを おぼえる


 ・・・・・


 中略


 ・・・・・


 可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
 世界中の愛情を 感じとることを おぼえる


参考「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」アーネ・リンドクウィスト、ヤン・ウェステル著/川上邦夫訳


サッカーが育む人間形成もあると思うが、おいらは大部分は家族の環境、親の育て方にあると思っている。
その選手(人)を知るには、家族と会うことでも知ることが出来るのだなと感じた瞬間でもあった。
そして、その人柄が形成された理由を見つけることができたような気がした。


さて、話しは逸れていったが、まあそういう出会いがありました。


で、試合終了後はバタバタと記者会見を聞き、そそくさとミックスゾーンへ足を運び選手からコメントを取り帰路へ。
車に乗りこむと、さっきまでバシャバシャと音を立てて振っていた雨が嘘のように止んだ。


さて、社長も馬場親子も無事に帰れたのでしょうか?
どう考えても、一番振っている時間に帰っているよな〜