一週間振りの日記

t-2take2005-06-26

気がつけば前回のエントリーからアッという間に一週間が経過していた。
理由?
特に仕事で忙しくて日記を書かなかった訳でも何でもない。
ぶっちゃけてしまえば、やる気が無かった。
ただそれだけ。
なんて事をここで書くのもどうかと思うけどね・・・まあ、別に嘘でもないしな。


人生は常に挑戦だと思う。
けど、上手くいかないときは本気で嫌にもなる。
今まさにそんな感じ。


ホントこの一週間は仕事らしい仕事もせず、ただただ時間だけが過ぎた。
無駄に・・・?
どうだろう。判らない。


そんな時、あるラジオ番組から聞こえてきた話しになぜか耳が傾いた。
テリー伊藤さんと、YOU THE ROCk(ユーザロック)の対談だったんだけど、テリー伊藤さんの「何で今までロックを続けてこれたの?」って問いに対して、ユーちゃんが「今までに何度も本気で嫌になって、本気でもうロックを止めようと考えたことがある。だけど、それでもやっぱりロックが好きなんだと気がついた事が今までやってこれた秘訣かもしれない」ってな感じで答えていた。
他にも「本気で好きなものだからこそ、本気で嫌いになったり止めたいと感じる時がある」とも。
「好きなことを仕事にするってのはうわべだけじゃできない。それくらい(嫌いになるくらい)真剣に向き合わないと、それで食っていくことはできないよ」ってな締めくくりだったと記憶している。


このラジオを聞いたのが、土曜日の夕方。
丁度、保土ヶ谷で神奈川県のIH予選を取材してきた帰り道だった。
茅ヶ崎駅前付近で渋滞している時だったろうか?
取材には来たものの、なにか気持ちが入らないまま取材を終え、上の空のまま車のハンドルを握り帰宅していた。
その途中、ずらりと並んだ車のテールランプを長めながらボーっとしていたときの事だ。


先週の土曜日に飲んだビバの仲間にも漏らしたのだが、正直言って最近文章を書くことに苦痛を感じている。
スランプ?
いやいやそれ以前の問題。
自分で何を書いていきたいのか明確な答えが見えなかったり、何をどう表現して良いのか判らなくなっている。
正直、書くことが怖くなっている。
もちろん将来への不安や、この世界の不安定感や、閉塞感などもある。


パッサーが自分のパスに自信が持てなければ、ゴールへと向かう前向きなパスは出せない。
ただ後方の見方の選手へ安全なバックパスを出して責任を転換するだけ。
それは司令塔失格を意味する。



それでも、一人前のライターが甘いこと言ってんじゃねぇ!とお叱りを受けるのだと思う。
でも、これが今の自分。
隠してもしょうがない。


そして、こんな事を書いている自分が、偉そうに人に説教をしていたりすることがあるのかと思うと恥ずかしくてしょうがない。
近畿大の後輩にも、法政の本田にもこんな自分は見せられないな・・・・


それでも、解決策を見つけ前に進まなければならない。
人としてこの世に生を受けたからには。
そして、こんな自分の姿を後輩に見せたくないからね。


でも、とにかく前に進もう。
そう思えたから、日記を書いた。





久しぶりにぶっちゃけてみた。
何か恥ずかしい内容だけど、これがこの一週間の空白の理由。
正直に飾らずに書いてちょっとスッキリした。




って事で、復活を目指し「rising sun」の写真を