プロ論。

t-2take2005-04-05

暖かな春の陽射しの下で読書。
本当に暖かい。
昨日の寒さは何処へ?
ポカポカしていたから、公園のベンチなんかで読書ってのもおつだったかもしれん。



読み終えたのは徳間書店発行の『プロ論。』。

プロ論。

プロ論。


神田、三省堂の今週の売り上げベスト10の棚に並べられたこのがフッと目に入ってた。
帯に書かれている「仕事好きですか?」って文字に釘付けになった。
手に取りパラパラとめくり内容に目を通すと、個性的な人の話ばかりで大変刺激的だった。
そしてもちろんその場で即購入した。
実は、最近心がけている事の1つで気になった本は必ずその場で買う事にしている。
なんでか?
一度買い逃すと、チャンスを逃したみたいで嫌だから。
後から買おうと思っても、何でそれが気になったか判らなくなる。
即買いして必ず読むというプレッシャーをかけるため。
とまあ、理由は色々ある。


さて、内容は実に様々な分野で活躍する偉人たちがあれやこれやと自分の経験を語ったもの(雑誌B-ingに掲載されたのもに加筆・修正)をまとめたもの。
糸井重里森島寛晃、養老猛司、秋元康などが語る内容は本当に凄い。
自分にいまいち自信の持てない人は、ガツンガツンと何度も頭を殴られるかもしれない。


キーワードは沢山ある。
しかし、読んだ人それぞれで琴線に触れる内容は違うだろう。
でも、確実に考え方に広がりを持つことが出来ると思う。


電車の中で読んでいたときには、この本を近畿大の後輩に送ってやろうかとも考えた。
怪我してちょっと我慢していた時期もあったみたいだし、先日の関西選抜に漏れてしまい監督とのサッカー感に温度差を感じていたりしたこともあったようだから。
そんな事を聞いていたんでね。フッと思った訳。
そして、後輩から送られてきたメールに「自分らしさを出して頑張る」と書かれていたときには、彼自身の悔しさと苛立たしさを感じた。
なんか先輩風ふかしているみたいで嫌だけど、そうしたお節介もあとで本人が気が付いてくれるかもしれないし、実は自分もそういう経験あるし。
年上の人の意見とかってその時は理解できないもんだよね。でも、後から本当にじっくりと判るようになる。不思議なもんだ。
なんで、気になった人は是非読んでみて下さい。


そんでもってまた本屋で買ってきた本がある。
これまた分厚いのを買ってしまった。


それがこれ。村上龍の『半島を出よ』の(上)(下)刊。

半島を出よ (上)

半島を出よ (上)

半島を出よ (下)

半島を出よ (下)

読み終わるまでに相当時間がかかると思うけどね。
これくらい分厚い本こそ、海外旅行に持って行くのに最適だよね。
ちょっと重いけど、読み終えるまでに時間かかりそうで良い。
行きの飛行機の中、現地で移動する電車の中、バスの中、そして宿泊するホテルのベットでゆっくりと読める。


巷で噂の『ダビンチコード』を先に買うかどうか迷ったけど、村上龍の『希望の国エクソダス』を読んでみるとこの人が書くこっち系の本は面白いと思ったからね。
ダビンチコードはもう少し後かな。


と、まあ今日は本のお話で終了。
画像は、書籍3点。
半島を出よ(上)(下)とプロ論。