キャンプ情報

湘南ベルマーレの馬入のキャンプにお邪魔した。
柵の外から見ているだけのつもりだったが、美人広報さんに発見され「どうぞ、どうぞ」と促されるといつの間にかピッチのすぐ脇へ。
上田監督の熱く厳しい指示が飛ぶ。
見たところ、練習生参加だと噂されているマナブの姿はない。
他には、白井、柿本、ユースからの昇格組、渡部、鶴見の姿も見あたらない。怪我か?別メニューか?
変わったところでは、GKの練習にユースの選手が参加していることくらい。
他の選手は怪我もなく大丈夫そうだ。


さて、皆の気になるのは新ユニだろうが、残念ながらユニは見れなかった。
おいらは逆に、ユニよりもフォーメイションのほうが気になった。
最後に行われたミニゲームでは、数人の選手を入れ替えながら適正を調べていたように感じた。
紅白のチームのシステムは、おおむね4−4−2か4−2−3−1を使っていた。
ワントップにはグラントが一番多く勤めていた。
4バックの右には村山と冨山で固定。
左は城定と北出。
変わったところでは新加入の佐藤が左サイドではなくボランチで多く出場していたこと。結構、サイドアタッカーのイメージだったんだけど、意外にボールを良くさばく。
機を見て前線に飛び出すセンスは良い。
後は、若手が目立った。
特に、左MFでゲームに出ていた永里。
周りに生かされてサイドを突破し、スピード豊かに前線に飛び出す姿に「成長したな〜」と感心。
それともう1人。新加入の森谷。
なんつっても思い切りが良い。
ミドルからも積極的にシュートを狙うし、「ちょっとでも手を抜かれたら、どんなに偉い先輩でも出し抜いてやろ」という気合いが感じられた。
もしかしたら、こいつ大化けするかもな?


守備は白井が戻ってきてからが正念場だとはおもうけど、ある程度J2ではやっていけそうだ。
そういう意味では、意外と今期のベルマーレは攻撃がうりになるかもしれないな。
生きの良い若手が居るし、加藤、佐藤には安定感がある。
あとはグラントが爆発してくれれば・・・ってのは淡い期待か?


それから今日のキャンプを見ていて1つ、記者会見の時の疑問が吹き飛んだ。
『通訳を置かない』ってのね。
グラントとバリシッチとの会話に関しては、全く問題無さそうだ。
監督、コーチ陣からの指示も特に問題なく伝達されていたようだし、選手同士でも言いたいときには言いたいことを伝えていた。
パスやプレスのタイミングも、身振り手振りを交え英語の単語が飛び交う。
前出の美人広報Eさんによれば、
「みんな英語で言いたいこと言っている」
「みんな自分たちもポジション争いに必死ですからね」
って事らしい。
通訳居なくて正解だったかもね。


おいらの数少ない海外経験でも、目を見て身振り手振りを交えて話せば大抵の国では何とかなった。
大丈夫、大丈夫。


って事で、写真はベルマーレのキャンプ@馬入。