桐蔭負ける

その選手権予選一発勝負の結果はというと、1-1のままPK戦までもつれ込んだ末に城山高校が勝ちを収めた(とHPで確認した)。そうか、プリンスを勝っても、高円宮で良い成績を残しても選手権予選では負けることもあるのだね。
昨年の桐蔭は総体も関東大会もプリンスでもあまり調子は良くなくて、こりゃ今年はどうかなと思っていたら選手権予選に入ったと思ったらさすが桐蔭と思わせる試合を披露した。「うちは弱いんですよ」と常々口にしていた山本富士雄監督の言葉は鵜呑みにできないな〜と笑ったもんだ。
逆に、ライバルの桐光学園は総体出場、関東大会出場をし、プリンスでは3位になるなど充実した夏を迎えていた。しかし、選手権予選リーグで足下をすくわれ思わぬ敗退。
(ここで僕の後輩である、当時、桐光10番を背負った馬場賢治の涙を見た。ショックだったね)
そういう意味では、今年は桐蔭と桐光が逆の状況になった。桐光にしたら、最大のライバルである桐蔭が居ない今年こそチャンスである。今年は、全体的に粒ぞろいだ。DFの田中裕介はFマリノスの強化指定選手にも選ばれた。今年の国体選抜にはFW山本孝平。他にも注目選手はたくさん居る、DFでは高さのある工藤祐生、MFは特にタレント揃いで、チーム1のテクニシャン宮下弘(ボランチ)、ドリブラー中野洋平(右)、スケールのでかい左利き苅田亮(ボランチ&左)など、他にも各ポジションに好選手が揃っている。
もしかするともしかするかもね。30日からはいよいよベスト8のトーナメント戦。取りあえず平塚会場から取材にいくか?桐光を応援しに。