『いま、問われる競争力〜転換期を迎えた湘南』

先日発売のサッカーマガジンに掲載されていた湘南ベルマーレに関する記事。『いま、問われる競争力〜転換期を迎えた湘南』と題名された内容は・・・本当に厳しい内容だった。正直読んだ後の感想は、「今更そんなこと言っていてど〜すんだよ!!」って感じの発言ばかりで、呆れてしまった。トップ(社長)がそんな考え方で大丈夫なのだろうか。本当に心配だ。
さらに、記事の最後で来期のチーム在籍選手に関してこんな感じで触れていた『現在支配下登録選手が上限いっぱいの33人だが、来期はかなりスリム化する方針。来期入団内定の選手は4人』と。
うんうん。そうなると、かなり絞って登録選手を決めるということなのに、新人が4人も入団。となると今期終了後にクビになる選手が少なくとも4人以上いなきゃいけなくて、なおかつ『スリム化』ということだから更に3〜4人のクビが飛ぶ?いやもしかしたら7〜9人の可能性もある。となると現在抱えている33人から−7〜10人+4人(新入団)=27〜30くらいを想定して間違いないのだろう。
となると、この終盤で柏にレンタルされたDFパラシオスはまず戻ってこないと思って良いだろう。そして、怪我でほとんど試合に出ていないアマラオも来期は居ない可能性が高い。
さらに、今期まだほとんど出場機会の与えられていない元ジュビロ組の挽地、原、船津。当落線上では、石原、照井あたりか?厳しい事を言えば、現在試合に出てない(またはサブにも入ってない)選手もうかうかしてはいられない状況であることは間違いない。加えて言わせて貰えば、先日練習を見学していたときから既にアマラオの姿はなかった。
しかし、新入団選手が4人か〜。高校生とは限らないだろうが今の時点で将来を見据えた補強をするならば、他チームから弱点のポジションをピンポイントで確実な戦力補強をするほうが確実ではないだろうか?
予算の減少によりベルマーレは更に窮地に陥っているのは良くわかる。クラブハウスも選手食堂も無くなり、グラウンドを使える期間もあと2年間というリミットがついた。本当にもう後がない。
しかも、某氏のHPで『しかし、組織は変わっても、そう簡単に人は変わらないものだね。残念だね?もう後がないのにな?』なんて発言もあり、いち平塚市民としては気が気ではないのが現状だ。
話を元に戻すが、もし今年選手を大量解雇するような状況でありながら新人選手を4人獲得するということならば、即戦力またはそれ相当の選手で無ければならない。例を挙げるとするならば今年獲得したDF村山レベルでなければならない。となると最低でも大卒で現役のユニバーシアード代表クラスまたは、高卒としてもU-18日本代表クラスに絞られてくる。しかし、お世辞にもこれまでのベルマーレ強化部の手腕には期待できない。そうなると、新たに就任した大倉さんルートになるのか、それともジュビロラインでの獲得となるのか興味深いところだ。
個人的にはジュビでもレッズでもFC東京でも良いから、即戦力で使える選手が来てくれることを望む。大熊繋がりで柏、C大阪ルートというのもあるのかな?

では、ここで獲得希望選手の発表。
浦和レッズ:平川、室井
FC東京:藤山、阿部、
東京ヴェルディ:林、玉乃
ジュビロ磐田:西野、川口
とにかくセンターバックと右サイドバックが急務。あとできれば得点能力の高いFW。切実なる思いです。