野獣駆けろ

でもって、この金曜日の帰りの電車で読み終えた本が「野獣駆けろ」。
新宿鮫シリーズでおなじみの大沢在昌氏の作品。


ハードボイルドです。
格好良くて、強くてお金持ち。
女にももてるし、喧嘩(この場合は殺し合いか?)も強い。
文句のつけようがない男。


大物作家のボディーガード、友人の死、襲撃の謎。
それらが意味するもの。
そして、その作家が抱える作品の謎。


いくつかの謎と、傭兵同士のプライドというか意地かな?
生きることの意味とか、死の意味。


まあ、そうした謎やらは置いておいて、純粋に主人公の高松圭介を格好良いと読んでいくのが一番楽しいかも。
なんていうか、東野圭吾のミステリーとはこれまた違った楽しみを見つけた感じだ。