右サイドバックに加藤大志と中町公祐

土曜日は湘南VS仙台を取材。上田監督になってからはスタメンを見るのが楽しみになった。なぜならばDF陣に怪我人続出にも関わらず4バックを採用しているから、絶対的に人が足りない。前回の天皇杯ではルーキー中町公祐を起用した。さて、今回はというと加藤大志をスタメンにしていた。やるね〜。
木曜日、紅白戦をしていたので見学していたのだが、この時も右サイドバックには主力組に大志、サブ組に中町というかたちだったので、実はあまり驚いてはいない。
加藤大志については今さら説明はいらないと思うけど、基本的にはウイング的なプレイヤーでスピードとドリブルが武器。守備力?期待しない方が・・・
そんな大志を右サイドバックに起用した上田監督は、「まずまず」と及第点を与えているようだ。まあ、世界にはコンバートされて大成する例はいくらでもある。しかも、ベルマーレは伝統的に名良橋や岩本テルみたいな選手が居たからね。問題はないんじゃないかな。
僕の好きなベンフィカでもミゲルという選手がFWから右サイドバックにコンバートされて、いまや代表の常連にもなって欧州のビッククラブからも誘われているからね。最近でもベンフィカではJ・ペレイラがコンバートさせられて中盤と右SBの両方をこなしている。
ちなみに、中町と大志では要求されるプレーが違うようだ。大志は突破力を活かして中盤を飛び越えていくこと。中町は高い位置でポジションを保ち、後方からのゲームメイクにあると思う。それぞれがそれぞれの持ち味を生かせるかどうかがこれからの課題かな?
ベルマーレは下位に沈むチームの割に、中盤には豪勢な選手が揃っている。その意味からも出番の限られていた中町と大志のコンバートが成功すればチームにとっても大きい。