宿命
やべぇ・・・・
帰りの電車で読んでいいた勢いのまま読んでしまった。
東野圭吾の『宿命』
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/07/06
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 63回
- この商品を含むブログ (244件) を見る
いやぁ久しぶりに東野本読んだ。
というのも、この間に仕事がらみの本を1冊読んでいたんだけどなかなかこれが分厚くて。
それがこれ↓
- 作者: (有)いなかどっとコム,石井研二
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2004/09/17
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 117回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
借り物だったんだけど、なかなか読み応えありました。
今後の仕事に役立てば良いんだけど。
さて、話を元にもどして『宿命』。
巻末の解説を読んで思ったのが、とても1990年に発表された作品とはとても思えない。
なんというか、これが東野圭吾のミステリーの奥深さだろうか?
それとも、この引っかかり感が東野節なのだろうか?
あと、憎いな〜と思わせるのが編集さんの細工。
著者本人も言うように『最後の1行のために書いた』と言われるこの作品。
この物語の全てが集約された1行は、巻末の最後のページにひっそりと1行だけ印刷されている。
上手いね。
著者と編集者が一体になって完成させた感じが伝わってきた。
ちなみに、こんかいこの『宿敵』は2日間で読破。
平塚と恵比寿の行き帰りに電車の中とバスの中で読んでいただけ。
一気に読めた。
ぐいぐいと読み進められるのは作品の面白さからだな。