宿命

やべぇ・・・・
帰りの電車で読んでいいた勢いのまま読んでしまった。


東野圭吾の『宿命』

宿命 (講談社文庫)

宿命 (講談社文庫)


いやぁ久しぶりに東野本読んだ。
というのも、この間に仕事がらみの本を1冊読んでいたんだけどなかなかこれが分厚くて。
それがこれ↓

アクセスログ解析の教科書

アクセスログ解析の教科書

借り物だったんだけど、なかなか読み応えありました。
今後の仕事に役立てば良いんだけど。


さて、話を元にもどして『宿命』。
巻末の解説を読んで思ったのが、とても1990年に発表された作品とはとても思えない。
なんというか、これが東野圭吾のミステリーの奥深さだろうか?
それとも、この引っかかり感が東野節なのだろうか?


あと、憎いな〜と思わせるのが編集さんの細工。
著者本人も言うように『最後の1行のために書いた』と言われるこの作品。
この物語の全てが集約された1行は、巻末の最後のページにひっそりと1行だけ印刷されている。


上手いね。
著者と編集者が一体になって完成させた感じが伝わってきた。


ちなみに、こんかいこの『宿敵』は2日間で読破。
平塚と恵比寿の行き帰りに電車の中とバスの中で読んでいただけ。
一気に読めた。
ぐいぐいと読み進められるのは作品の面白さからだな。